IELTSリーディングのための10個のヒント

時間をかけてコツコツと対策を継続していけば、IELTSリーディングで7.0以上の高得点を取得することは可能です。

当校でIELTS対策を受験される多くの方が、「リーディングは時間も全然足りないし本当に難しい」と仰ります。
もちろん、例えば一般的には「IELTS Readingで9.0(満点)を取るのは、英語が母国語でない人には相当難しい」と言われます。
またIELTSのReadingテストでは、自分の知らない単語に遭遇することもたくさんあるでしょう。
しかし、心配し過ぎる必要はありません。
「無限にある単語をとにかく覚え続けるしかない」と考えてしまう必要もありません。

IELTS Readingの主な目的は、読んだものを理解する能力を計測することです。
ですから、知らない単語があっても、文脈からその意味を推測して回答出来ればOKです。

しかし、ほとんどの受験者は、単語力のような単純な知識不足ではなく、簡単なミスで点数を落としています。
(もちろん基礎の英単語は絶対に必要ですが)
この記事では、IELTS Readingで高得点を取るために役立つ10個のヒントをまとめました。

1. スキミングをする

スキミング(Skimming)とは、主要なアイデア・情報だけを長文から探すことを指します。
一字一句注意深く読む必要はありません。
質問に答えるだけでいいのです。
ですから、文章にざっと目を通してから答えを探し始めましょう。

2. 時間配分に気をつける

3つの長文を読み、40個の質問に答えるのに60分しかないことを忘れないでください。
解答用紙に記入する時間が限られているので、時間管理をしっかりしましょう。
ちなみに「リーディングで7.0以上狙う」という方針でない限り、3つの長文を時間的にも全て完璧に取り組む必要はあまりありません。
(3つ取り組むにはそもそも時間が全く足りない方がほとんどですので悲観しすぎずに)
「リーディングで狙うスコアは5.5〜6.5くらい」という方は、基本的にセクション1とセクション2に集中し、時間が余ればセクション3にも取り組むという心構えで大丈夫です。

3. スペリングに気をつける

解答用紙に答えを書く前に、単語のスペルを確認してください。
スペルが間違っていると、答えが0点になります。
問題用紙を注意して読み、正しいスペルで回答を記入するよう心がけましょう。

4. 問題と長文の内容の順番は基本的に同じ

ほとんどの場合、問題は長文の順序に従っていることを忘れないでください。
ですから、質問5の答えは質問4の答えの後に来るというようになります。

5. 問題用紙にメモを取る

長文に目を通すとき、大切だと思う箇所には下線を引いたりメモを取ってOKです。
答えを最終確認する時の時間を短縮することができます。

6. 単語の意味を答える問題はひとつもない

専門的過ぎて、知らない単語があっても大丈夫。
答えはすべて長文の中にあるので、余計な知識は必要ありません。
単語の意味を問われるような問題はひとつも出ず、長文読解が出来れば解ける問題が出題されます。
むしろ、「知らない単語が出ないことは無い」と考えておいた方が良いでしょう。
普段から知らない単語が含まれる長文を読む練習をしておく事が大切です。

7. 長文に隠されている細やかなポイントに注目

長文に目を通す時に気をつけておきたいのは、大文字、下線、イタリック体、図、グラフ、表など、特殊な文字情報です。
これらは問題を解く上で重要である可能性が高いです。

8. 空欄を作らない

答えに自信がなくても、すべての質問に答えてください。
誤答しても減点はないので、運任せでも最も確率の高い答えを書いてみてください。
(IELTSは減点式では無く、加点式のテストです)

9. 回答選択問題は消去法を使う

IELTSリーディングでは複数の回答候補から、長文の内容と合致する選択肢を選ぶ問題があります。
間違っていると確信できる回答選択肢があったら、それを消去法で消してください。
そうすることで、混乱することなく、時間を節約することができます。

10. 自分スタイルの回答方法を習得する

残念に思うかもしれませんが、ここまで紹介してきた回答テクニックには、人によって向き不向きがあります。
それぞれ皆個性があるので当然です。
従って、これらのヒントを参考にしながらも「どのように正解を探すか、何を最初にするか、問題を読むか、長文をどれだけ読むか」自分で自分なりの回答スタイル確立する必要があります。
多くの合格者は、まずテキストを読み、それから質問に答えることを好みます。
しかし、逆の順番で解くほうが良いと言う人もいます。
IELTS Readingの模擬問題などを使って練習し、どちらの方法がより自分に合っているかを判断してください。
この習得には時間と経験が必要ですが、コツコツとやれば誰でも、ある程度のスコア(5.5〜6.5など)を狙える科目ですので、長期的なプランで学習を進めましょう。

長期的な練習が重要

IELTS Readingのコツを試行錯誤しながら3~6ヶ月と長期的に学習を進めれば、必ずスコアが伸びます。
しかし、IELTS Readingで成功するためには、長期的な練習が重要であることも忘れないでください。
1ヶ月など短期間では大きくスコアを伸ばすことは相当難しいのです。

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