IELTSリーディング試験の問題様式

IELTSでは基本的にアカデミックモジュール(進学用)とジェネラルトレーニングモジュール(移住用)の2種類がありますが、いずれの試験でもリーディングの試験時間は60分です。
3セクションの長い長文問題に取り組むため、時間のマネジメントが重要です。

ACADEMICモジュールのリーディング試験


3つのセクションに分かれており、各セクションには900単語程度の長文が一つ掲載されています。
リーディングテストの文章はすべて実際に使用されている書籍、雑誌、新聞からの抜粋です。 テーマは、専門家向けではなく、専門知識を有しない一般向けの内容です。また、幅広い学術的な事柄のため、高スコアを取るために専門知識は必要ありません。リーディングテストの文章は、大学または大学院に進学する方、または就労を希望する受験者にも適した内容です。
文章には、表、グラフ、イラストなどの非言語的な要素が含まれる場合があります。文章に専門用語が含まれる場合、簡単な注釈がつけられます。

GENERAL TRAININGのリーディング試験

セクション1

2〜3の短い事実に即した文章から出題されます。そのうちの1つは複数の文章が混合されています(例えばホテル広告など、テーマに関連した6〜8の短い文章で成り立っています)。テーマは、英語圏の国での日常生活に関するものです。

セクション2

仕事関連(例:応募、会社の方針、賃金と就業条件、職場施設、職員の育成とトレーニング)に焦点を当てた2つの短い文章から出題されます。

セクション3

一般的なトピックを扱った、比較的長めで複雑な文章から出題されます。
どのセクションも、実際に使用されている掲示や、広告、会社のハンドブック、公的文書、本、雑誌、新聞などからの文章の抜粋です。

両モジュールの問題様式に違いはある?


GeneralモジュールでもAcademicモジュールでも、出題される10種類の問題は同じです。

  1. 多肢選択問題
  2. 短答式
  3. 文章完成
  4. 表、図、フローチャート
  5. 要約の完成
  6. 段落の見出し
  7. 情報の検索
  8. 書き手の見解や主張を確認する
  9. 分類
  10. マッチング

 

リーディングを伸ばすためには長期的な練習が重要

IELTS Readingのコツを試行錯誤しながら3~6ヶ月と長期的に学習を進めれば、必ずスコアが伸びます。
しかし、IELTS Readingで成功するためには、長期的な練習が重要であることも忘れないでください。
1ヶ月など短期間では大きくスコアを伸ばすことは相当難しいのです。

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