語彙数の目安を知ろう!英単語ってどれくらい覚えたら良いの?

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札幌駅北口のマンツーマン英会話、ネイティブ個人レッスン/TOEIC対策個人レッスンの「サンフレンズ」日本人スタッフのKOJIです。

「英語力を伸ばしたいならまず単語数を増やさないといけないというのは分かったけれど、実際どれくらい必要なの?」というご質問を受ける事も多いので、今回は語彙数の習得目安についてまとめました。

日常会話に必要な単語数は5,000語

まず参考情報として、英語ネイティブ(英語を第一言語として生活する人達)の平均語彙数を見てみましょう。

  • ネイティブの成人の一般的な語彙数:20000〜35000語
  • ネイティブの8歳の一般的な語彙数:10000語
  • ネイティブの4歳の一般的な語彙数:5000語

ソース:http://testyourvocab.com/blog/

やはり世界共通語である英語が母国語になると、どれだけ楽か羨ましく思いますね笑
しかしこれは「へえ、そうなんだ〜」くらいの感覚で見ておいて下さい。
次に見ていく数値が大切です。

私達日本人にとって英語は外国語ですから、英語ネイティブを基準にする必要は全くありません。
自分のゴールである英語レベルに合う基準を目指せば良いのです。
その目線で、第二言語習得理論などの専門家達の情報をまとめますと、どうやら日常会話に必要な単語数は5,000語と言われているようです。

英会話に必要な単語数の目安
  • 海外の難関大学院留学に必要な語彙数:20000語
  • 海外の大学留学に必要な語彙数:15000語
  • ビジネスにおいて必要な語彙数:12000語
  • 日常会話に必要な語彙数:5000語
  • 言いたい事が最低限伝えられるための語彙数:3000語

文部科学省の学習指導要領によると、日本で高校卒業までに習う単語数は3,450語が目安となっています。
ですから、上記枠内の「必要単語数の目安」と照らし合わせると、高校までに習う英単語を完全マスターしていれば、最低限の意思表示が出来る英語の素地が出来ているとも言えます。(もちろん、圧倒的に足りていないスピーキングの練習はマスト)

またこちらも余談ですが、非ネイティブ英語話者・英語学習者(英語を外国語とする人)の平均語彙数は4500語というデータもあります。

まずは高校までの英単語3450語を総復習

ここまでご紹介したの語彙数のデータはあくまで目安であることを再度強調しておきます。
それでも全く基準値もわからないままがむしゃらに勉強するよりも、道筋が見えた方がモチベーションも維持しやすいですよね。

まずは高校までに習う単語を総復習して、それを使って簡単な内容から話す練習をする。
基礎部分を会得してから、ビジネス英語やアカデミック英語など自分が目指す方向に関連した英単語を派生的に学んで行く。

この方向性で単語力を強化していけば、レッスンを通して総合的な英語力向上が期待出来る状態になります。
日本で高校までに習う単語の中には、日常会話でほぼ使わないものもありますが、日常会話でたくさん使う簡単な言い回しもたくさん含まれている事も事実です。
1日5分でも10分でも良いので、コツコツと勉強していきましょう!!

日常で多用する&中学で習う単語例

高校までに、もっと言うと中学までに習う単語でも毎日のように日常会話で使う単語が沢山あります。
この記事の締めくくりとして、その例をいくつかご紹介しましょう!

「句動詞(Phrasal verbs)」というものを知っていますか?
句動詞は、動詞に前置詞や副詞がついた「語のまとまり」が、1つの動詞と同じ働きをするもの事です。
実例を見ていきましょう。

get + ○○

「get」は単体だと「〜を得る」とか「〜を受ける」という意味ですよね。
「○○ゲットしたわー」と日本語としても定着しているとも言えます。
この「get」ですが、前置詞と組み合わせることで多様に使えます。

【get in】
意味: (中に)入る、入り込む、(乗り物に)乗り込む
例文: Let's get in my car!「私の車に乗ろう!」

【get out】
意味: 外出する、(立ち)去る、(乗り物を)降りる
例文: Please get out of my car.「私の車から降りて下さい。」

【get back】
意味: (家などへ)帰る、(もとへ)戻る、(…に)あとで連絡する
例文: I'll get back to you soon.「後で直ぐに連絡しますね。」

take + ○○

「take」(取る)という動詞も同じように沢山の使い方があります。

【take away】
意味: (…を)持っていく、(…を)取り除く
例文: I took away your book.「あなたの本、私が持って帰ってしまった。」

【take over】
意味: 引き継ぐ、引き取る
例文: I will take over her job.「彼女の仕事は私が引き受けよう。」

【take back】
意味:取り戻す、返す、撤回する
例文: I'm sorry. I take back my words.「ごめん。今の言葉取り消すよ。」

いかがでしたでしょうか?
このような形で「知っている単語+知っている単語=全く別の意味」となる句動詞が沢山あります。
これを使いこなす事は、少ない単語数で幅広い表現力を持つための重要テクニックの一つです。

サンフレンズのマンツーマンレッスンでは、要所でこのような知識も学ぶ事が出来ます。
ご関心のある方は是非無料体験レッスンに来て下さいね。

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