毎月最終土曜日の交流イベントとして、2022年12月24日(土)はクリスマス会を実施しました。
今回の交流イベントの参加者は12名で、今回初めて参加された方もいらっしゃいました。
ウクライナの手作り料理
今回の企画は、日本語教師の方のご自宅で開催し、参加者は一人一品料理を持ち寄って集まりました。
ウクライナの皆さんは、伝統的なサラダや肉料理、中にはメッセージ付きの手作り菓子を作ってきてくれた方もいらっしゃいました。
「これはあまくておいしいです」など、サンフレンズの授業で学んだ日本語を使って、料理の説明をしてくれたことが印象的です。
ゲームと歓談
食事の後は、難しい言葉を使うことなくできるゲームをしました。
サンタの帽子やトナカイの角をつけて楽しみました。
ゲームの後に、とある日本の映画について教えてもらいました。
私は見たことがなかったのですが、「おもしろい!」と画像を見せて話してくれました。
ウクライナの方から日本のアニメや映画のおすすめをしてくれることも多く、とてもうれしいです。
交流イベントを通して
私は学生ボランティアとしてUFPに参加したことをきっかけに、ここに通うウクライナの皆さんと知り合うことができました。日々の授業では補佐役として、皆さんの日本語学習をサポートしていますが、反対に皆さんから教わることもたくさんあります。
今回は主に食事に関するウクライナの文化を知り、今まで考えたこともなかったような世界とは異なる日本の文化について話し、私自身学びの日となりました。
最後に ~メッセージ~
UFPに参加されている皆さんはとてもあたたかい方ばかりです。スピーチをすると伝えれば「頑張って!」、試験に合格したと伝えれば「おめでとう!」と、皆さんはいつもあたたかい言葉をくれます。「ありがとう」が飛び交うような場です。
クリスマス会の最後には、UFPに対しての皆さんの想いを聞くことができました。
「来年はウクライナに皆さんをご招待してクリスマス会ができたら。」
そう語ってくれた方もいます。
ウクライナ侵攻からもうすぐ1年が経とうとしています。
「友達として寄り添った学びの場を作りたい」という想いから生まれたのが「UFP(Ukraine Friends Project)」です。
この想いを軸に、祖国を追われて避難してきた皆さんが、精神的な面でも安心して暮らせるよう、これからもサポートしていきたいと考えています。