IELTSリスニングで覚えておきたい17のヒント

IELTSリスニングで良い点数を取るためには、総合的な英語力を高める事、IELTSの試験様式を理解する事、IELTSの試験のための試験スキルを習得する事の3つが最も重要です。このコラムではIELTSの試験のための試験スキルとして「IELTSリスニングで覚えておきたい17のヒント」をご紹介します。

1. スペルミスをなくす

回答の際はスペルに気をつけましょう。スペルミスによって点数を失う方がとても多いようです。この対策としては地道な作業ですが、IELTS対策をする中でスペルが複雑に感じる単語は何回も書く練習をしてして覚えるしかありません。ちなみにリスニングテストでは、USスペル、UKスペルともにOKです。

2. 次の問題が始まるまでの時間をうまく利用

各セクション1/2/3の途中で、短い休憩時間(通常30~40秒程度)が与えられます。この時間は、前のセクションの解答を確認するために使ってはいけません。次のセクションの問題を見て、問題を理解し、次に来る答えを予測するようにしましょう。予想するときは、質問の流れや文脈を考えるようにしましょう。

例えば、答えの前に「$」があれば、おそらく金額が聞かれますよね。また、答えがどのようなタイプの単語(形容詞、名詞、動詞など)であるかを確認するくせをつけて下さい。

3. 回答を転記する時は入念に

リスニングテストの最後、回答を解答用紙に移すための10分間が与えられます。その際、スペルに十分注意し、文法的に正しい解答であることを確認してください。例えば、「その人は_____車を欲しがっていた」という質問の場合、答えは「赤い」「安い」「美しい」などの形容詞でしょう。「赤」「安さ」「美しさ」といった名詞が入ってしまうと文法的におかしいですよね。もしあなたの答えが文法的に正しくなかったり、スペルが間違っていたりすると、間違いとしてマークされます。

4. 文字のタイプに気をつける

大文字に注意してください。誰かの名前や場所を表す単語は、大文字でなければ正しくありません。

5. 文字数の制限に気をつける

特に字数制限に関しては、注意深く指示に従うようにしましょう。問題文に「No more than three words」と書かれていたら、それ以上は書けません。もし、ここで4語以上書いてしまったら、不正解となります。

6. 様々なアクセントに慣れておこう

リスニング試験の音源は英語の国際性を反映し、様々なアクセントが使われています。アメリカ、カナダ、南アフリカ、ニュージーランド、アイルランド、オーストラリアなど、様々な英語圏の英語です。また、イギリスの地域的なアクセントを聞くこともできます。ですから、これらの異なるアクセントのすべてに慣れるようにしなければなりません。BBCのニュースだけを聞くのではなく、いろいろな国のニュースを聞いてみるのもいいでしょう。Googleで検索すれば、すぐに見つかります。

7. 間違えた箇所は何度も聞いて原因を分析する

IELTSの模擬問題を使い、様々な種類のテスト問題に慣れ親しむことが大切です。練習をするときに重要なのは、間違えた箇所を何故間違えたのか分析することです。答え合わせを見て終わりではなく、なぜその問題を間違えたのかが分かるまで何度も聞くべきです。そうしなければ、なかなか上達しません。また、音声スクリプト(原稿)を見て、どこを間違えたのかを読み取ることもできます。

8. 普段から英語を聞く習慣をつける

先ほども疑問で練習をしましょうと言いましたが、IELTSは英語の総合レベルを測るテストであることも忘れてはいけませんので、IELTSに限らず、英語で聞けるものはすべて聞いておくといいでしょう。一般的に、リスニングテストで一番成績が良い人は、日頃から英語を聞く習慣を持っている人や日常的な英語コミュニケーションが流暢に可能な人です。IELTSで高得点を出せる人は毎日少しずつでも英語を聞いています。

9. 普段から英語を聞く習慣をつける

難しい問題を心配する前に、まず簡単な問題を正解することに集中しましょう。IELTSのリスニングテストで良い結果を出したいと思っている人は、テストの最初のパートで10点満点中10点を取る必要があります。他のパート、特にパート4について心配する前に、最初のパートで一貫してこれができることを確認してください。

10. ひっかけに気をつける

ひっかけ問題に気をつけましょう。IELTSのリスニングテストでは、最初に正解と思われるものを出しておいて、音声の後半で別のものに変えるなどして、あなたをひっかけようとすることがよくあります。例えば、質問は「その人は○○の靴が欲しいと思っています」という文章の「○○」の空欄を埋めるものだったとしましょう。問題音声の始めに「青い靴」が欲しいと言ったものの、気が変わって最終的に「黄色の靴」が欲しいと言い直すかもしれません。もし、最初の情報だけで正解を判断して「青い靴」書いたら、それは間違いになってしまいます。

11. 音声は一度しか流れない

一度しか聴かないことに慣れる必要があります。模擬問題などを使った練習の際には間違えた箇所を分析するために答え合わせの時に何度も聞いて理解するようにした方が良いですが、常に「本番では1度しか聞けない」ということを意識しましょう。

12. 問題用紙に答えをメモしながら進める

IELTSのリスニングテストでは問題用紙に答えやメモを書き込みながら進めましょう。答えを全部覚えて、その記憶を頼り解答用紙に直接記入しようとする方がいますが、そのやり方ではうまくいきません。ただでさえプレッシャーがかかっているのに、さらに記憶力を試すようなことはしないでください。シンプルに、答えを書き留めながら進めていきましょう。試験の最後に10分間、回答を回答用紙に転記する時間が与えられているのですから。

13. 走り書きをする練習をする

限られた短い時間でたくさんの問題を次々と解いていかないといけないので、走り書き(速記)の練習を普段から意識して行いましょう。例えば単語を短縮して書くことも良いでしょうです。例えば、「English」を「eng」と書いたりして時間を短縮します。これは、試験で時間を節約するのに役立ちます。短い時間に2つの答えが来ることがよくありますが、聞くのと同時に長いスペルの単語を書いていると、問題を聞き逃して置いていかれるかもしれません。走り書き・速記は個人差があるので、自分に合った方法で行いましょう。

14. 問題用紙に答えをメモしながら進める

リスニングテストは集中力が大切です。集中力が途切れることはよくあることで、ほとんどの人が30分間ずっと集中することは難しいと思います。集中力を高めるには、アクティブリスニングを実践すると効果的です。アクティブリスニングとは「〇〇しながらリスニングする」というもので、リスニング+同時並行で他の動作をする練習です。歯を磨きながらリスニングをすることや、ジムでジョギングをしながらリスニングをすることでもOKです。メモを取りながら音声を聴く練習にもなります。

15. 回答用紙に空白を作らない

IELTSは加点式の試験です。間違った回答がある事で減点されるわけではありません。従って、回答が分からない箇所でも何かしら答えを書くようにしましょう。運よく当たって正解になる可能性はゼロではありません。

17. イントロを聴いて場面をイメージする

各セクションの前にイントロとして、スピーカーと彼らが話す内容についての情報が与えられます。ここで紹介される情報は直接はテストされませんが、状況を理解することによって、その後の質問に答えるのに役立ちます。

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