サンフレンズのウクライナ支援では、毎月最終土曜日に課外授業を企画しています。
今回は、北海道神宮、動物園、円山ハイキングなどを体験し、円山エリアの魅力を堪能できるツアーを開催しました。
参加者は11人、日本とウクライナの皆さん半々の割合です。
当初は円山登山をしてから円山動物園へ行く予定でしたが、
雨が上がったばかりなので北海道神宮を最初の目的地にしました。
北海道神宮でお参り
北海道神宮は水はけ良い砂利ですので雨があがった後も歩きやすいです。
円山エリアと言えばお洒落な飲食店も魅力ですが、神宮や動物園、円山が一か所にあるので天候に合わせてプランを変更できるのが良いですね。
神宮茶屋に入って、ソフトクリームなどスイーツを食べている間に、すっかり雨も上がって空に晴れ間が見えています。
今年の月末は雨の予報が多いですが、幸運なことに外にでるときいつも雨が上がります。
神宮茶屋から少し歩くと本殿が見えてきます。
手水舎で手を清めて、一礼して神宮の中へ入りました。
お賽銭を入れて、お願いごとをしました。
お守りを見て、おみくじを引いて日本文化を知ってもらう良い機会になりました。
おみくじの内容を英語や簡単な日本語で説明することは、日本人にとっても貴重な経験になったと思います。
円山動物園で動物とのふれあい
北海道神宮でお願いごとをした後は、道路を挟んで南側にある円山動物園へ入りました。
サンフレンズに参加してくれているウクライナの皆さんは本当に動物が大好きで、綺麗な鳥や馬、サルを見て癒されていました。
特に、入口入って左側にある「こども動物園」では羊と触れ合うことができ皆さん大満足でした。
間近で動物を見れるだけでなく、触れる体験は楽しいですね。
少し歩いた後は、園内のレストランでお食事をとりました。
しかし、ゆっくりしすぎてしまい時間は昼過ぎになってしまいました。
今日は、神社と動物園、登山、水墨画展示会と内容盛りだくさんです!
皆さんが一番楽しみにしていたレッサーパンダを見るために急いで動物園をまわりました。
お目当てのレッサーパンダの写真をたくさん撮って、円山動物園を後にしました。
約200種の動物が飼育されている円山動物園を全て楽しもうとすると丸一日必要ですね。
そして、動物園の隣にある円山へ!
交流を楽しみながら円山登山
札幌市中央区にある円山は、住宅に囲まれ独立しているので近年増加している熊出没のリスクも少ないでしょう。
円山は標高226m(登り40分、下り30分が目安)と登りやすく、札幌市民の行楽の場となっている人気の場所。
3か所ある登山口のうち、円山稲荷神社から入山し八十八か所コースを登りました。
八十八か所コースは大正時代に四国八十八箇所に因んで作られたそうですが、その後も献像が続けられ登山道には200体以上の観音像があるそうです。
自然に囲まれた山道を歩き、参加される方皆さんにとって、とても良い交流機会になりました。
山頂でたくさん写真を撮って、下山し地下鉄で大通りへ移動しました。
水墨画の展覧会
大通りに到着し、大通美術館の北海道国際水墨画協会展へ行きました。
会場では北海道国際水墨画協会の李鉄君先生が、ウクライナの皆さんへ 実演するかたちでポストカードに、ばら、ぼたん、ひまわりを特別に描いてくれました。
繊細な筆のさじ加減が求められる画法を、皆さんの目の前で披露して頂いた李鉄君先生に大変感謝しております。
様々な人々からできる範囲でお力を貸してもらい、今回も温かみのある交流活動と文化理解ができました。
今後も少しずつ支援の輪を広げて、日本で安心して生活できるようサポートしていきます。