[札幌のIELTS受験者必見] IELTS(アイエルツ)を徹底解説

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札幌で英検・IELTS対策を提供しているサンフレンズイングリッシュです!
この記事ではIELTSはどんなテストなのか、試験概要、試験の種類、試験内容、受験料、札幌で受ける場合の試験会場について徹底解説していきます。

IELTSって何?


IELTS(アイエルツ)は英国のブリティッシュカウンシル、ケンブリッジ、オーストラリアのiDPなどが共同運営しているグローバルスタンダードな総合英語能力試験です。
イギリス/オーストラリア/マレーシア/カナダ/アメリカなど(英語圏に限らず)海外の大学や大学院に進学する時や、日本の大学から交換留学をする時、英語圏の国に移住、海外企業の就職する時などにそれぞれの機関が指定するスコア以上を取得する事が必要条件として求められます。

日本国内で受験者数の多い英語技能試験といえば、英検やTOEICが有名ですが、それらは海外での英語力証明としてはあまり効力がありません。
世界共通で認められているのはIELTSかTOEFLとなります。
中でもIELTSの人気は年々増しており、過去10年間でIELTS受験者数はなんと2倍以上に増加しました。

IELTSもTOEFLも学術的な英語能力が必要な英語の4技能試験ですが、出題形式が複雑で、内容もほとんどが学術的な英語となるTOEFLに比べるとIELTSは比較的取り組みやすいと感じる方がほとんどなので、それも関連しているでしょう。

海外の大学・大学院入試だと、以前まではTOEFLのみを採用している大学が多かったのですが、(特に北米の大学)近年ではIELTSの増加に伴って、より多くの場所でIELTSが採用されています。

IELTS基本的に2種類ある

IELTSには基本的に2つのモジュールがありますので、自分に必要なIELTSはどちらなのか、募集要項などを必ず確認して試験対策をはじめましょう。

サンフレンズイングリッシュに通われている受講生さまの中にも最初は「種類が2つある事を知らなかった…」という方も何名かいらっしゃいましたが、IELTSの種類によって、ライティングセクションとリーディングセクションの問題構成が変わりますので、自分に必要なIELTSのタイプを早めに把握する事は非常に大切です。

①アカデミックモジュール(Academic)


大学や大学院進学、留学で求められる事が多いIELTSモジュールが「Academic」です。
学校や学部によって条件は様々ですが、総合スコア5.5 〜6.0あたりが必要要項である大学が多いでしょう。
看護師など医療職での海外就職でもアカデミックモジュールが求められる事があり、その場合は総合スコア7.5以上必要な事もあります。

②ジェネラルトレーニングモジュール(General Training)


英語圏の国へ移住する時にビザ申請手続きの一部として多く用いられるIELTSモジュールは「General Training」です。
国や希望の職種、ビザの種類によって条件は様々ですが、求められる総合スコアは4.0~6.0が多いです。
例えばカナダでは永住権の取得に4技能全スコア6.0以上、オーストラリアで就職する場合は概ね総合スコア5.0以上が求められるようです。
(英語力、すなわちIELTSのスコアのみでビザ取得の可否が判断されるわけではないのでその他の条件に要注意)

イギリス渡航専用のIELTS UKVIもある


英国ビザ取得のためのIELTSテストは、英国ビザ管理局が指定する特定の管理要件を満たすために実施されます。
すなわち、不正を徹底的に防ぐために試験会場での管理体制が特別に強化されており、テスト結果のレポート様式もイギリスのビザ管理局専用のものとなっています。
しかし実際のIELTS試験内容自体は他の通常IELTSと全く変わらないので、イギリスへ渡航するためにIELTSを受験される方は通常のIELTS対策を行います。

テスト形式はペーパー形式とコンピュータ形式の2つ(札幌ではペーパーのみ)

IELTSは従来の筆記方のペーパー形式テストとタイピング形式のコンピュータ形式の2種類がありますが、札幌で受験するならばペーパー形式のテストです。
札幌や北海道で受験する方はペーパー形式のテストになるので、手書きで文字を書かなければなりません。
普段から書く練習をしながら対策学習を進めましょう!
なお、スピーキング試験はどちらの形式でも試験管との面接形式となり、同じです。

*日本では東京/大阪/京都のみの開催となっています。(2022年4月時点)

IELTSの試験内容


IELTS AcademicとIELTS General Trainingの試験内容はどちらもリスニング/スピーキング/リーディング/ライティングの4技能で構成されております。
リスニングとスピーキングはどちらのモジュールも同じ内容ですが、リーディングとライティングではそれぞれ内容が異なりますので、こちらで試験内容を確認しましょう。

リスニング(AcademicとGeneral共通)

テスト時間は30分で、ネイティブスピーカーの4つの録音を聴き、一連の質問に対する答えを書きます。
受験者は音声を聞きながら問題用紙に答えを書き、テストの最後10分間で解答用紙に答えを書き写します。解答用紙に答えを書く際には、スペルや文法にミスがあると減点されるので注意が必要です。

テスト時間 約30分、それに加えて回答用紙に答えを清書する時間が10分
問題数 40問(1問1点)
  • Audio 1 - 社会生活、日常的な場面での2人の会話
  • Audio 2 - 日常的な社会的状況におけるモノローグ、案内
  • Audio 3-教育の場や日常の場面などでの4人までの会話(例:大学の講師と学生が課題について議論)
  • Audio 4 - 学術的なテーマに関するモノローグ(例:大学の講義)

スピーキング(AcademicとGeneral共通)

受験者と試験官による口頭インタビューで構成され、どれだけ自然にコミュニケーションが取れるかという英会話力が評価されます。すべてのテストは録音されます。

テスト時間 11~14分
問題数 大きく3つのパートに分かれる

Part 1:試験官は、あなた自身について、また、家庭、家族、仕事、勉強、興味など、身近な話題について一般的な質問をします。このパートの時間は4~5分です。

Part 2:特定のトピックについて話すように指示されたカードが渡されます。1分間の準備時間を経て、最大2分間スピーチします。その後、試験官が同じトピックについて1~2問質問します。

Part 3:パート2のトピックについてさらに質問されます。この質問では、より抽象的なアイデアや問題について議論する機会が与えられます。このパートは4~5分です。

リーディング(Academic版)

リーディングは、書籍/雑誌/新聞などを基にした長文が3つ出題されます。
全40問で構成され、幅広いリーディングスキルをテストするように作られています。要約の穴埋め問題、主旨の読み取り問題、長文理解力が問われる問題などが含まれます。
文章は、物語風、記述風、論説風など、さまざまなスタイルで書かれています。
「歴史的な発見」「自然の生態系」など一般生活には馴染みのあまり無いトピックも多々出題されますが、専門家ではない読者を対象としていますので、その分野の専門知識が無くとも回答出来る様に作られています。
(とはいえ、幅広い語彙力が無ければ、難しい長文だと内容がなかなか頭に入って来ない事もある)

テスト時間 60分
問題数 40問(1問1点)

回答は試験時間の60分の間に回答用紙に書き込む必要があります。
リスニングと違って回答を転記するための追加時間は設けられません。
回答の際にスペルミスなどがあった場合は減点対象なので、気をつけましょう。

ライティング(Academic版)

ライティング試験ではタスクが2つあります。
タスクの種類 タスク1では、視覚的な情報(グラフ、表、グラフ、図)を自分の言葉で説明するよう求められます。20分程度(目安)で150語以上で記述する必要があります。
タスク2では、ある視点や議論、問題に対して応答することが求められます。40分程度(目安)で250語以上書く必要があります。

テスト時間 60分
問題数 2問

解答は解答用紙に記入し、全文を記入することが必要です。
メモや箇条書きは解答として認められません。
問題用紙にメモを書き込むことはできますが、試験会場から持ち出すことはできず、試験官も見ることはできませんので、解答用紙に自分が記述した内容だけが評価されます。

リーディング(General版)

リーディングは、書籍/雑誌/新聞などを基にした長文が3つ出題されます。
全40問で構成され、幅広いリーディングスキルをテストするように作られています。要約の穴埋め問題、主旨の読み取り問題、長文理解力が問われる問題などが含まれます。
英語圏で日常的に遭遇する可能性が高い情報を含む本/雑誌/新聞/お知らせ/広告/企業ハンドブック/ガイドラインなどから抜粋して長文問題が構成されています。

テスト時間 60分
問題数 40問(1問1点)

回答は試験時間の60分の間に回答用紙に書き込む必要があります。
リスニングと違って回答を転記するための追加時間は設けられません。
回答の際にスペルミスなどがあった場合は減点対象なので、気をつけましょう。

ライティング(General版)

ライティング試験ではタスクが2つあります。
タスク1では日常生活などにおける特定の状況を提示され(何かが原因で困っているetc)情報を要求する、または状況を説明する手紙を150語以上で書く事が要求されます。手紙のスタイルは、個人的なもの、セミフォーマルなもの、フォーマルなもののいずれでもかまいません。
タスク2では、ある視点や議論、問題に対して応答することが求められます。40分程度(目安)で250語以上書く必要があります。

テスト時間 60分
問題数 2問

解答は解答用紙に記入し、全文を記入することが必要です。
メモや箇条書きは解答として認められません。
問題用紙にメモを書き込むことはできますが、試験会場から持ち出すことはできず、試験官も見ることはできませんので、解答用紙に自分が記述した内容だけが評価されます。

IELTSの受験料はいくら?


受験料は約¥25,000ほどと、TOEICや英検などと比較すると安くはありません!
従って限られた回数、それも出来る限り少ない受験回数で目標スコアを目指すことになりますので、IELTSを受験しようと決めたら、すぐに対策を開始して、可能な限り自信を持って試験に挑める様に、半年以上の中長期的な対策期間を確保する事が理想的です。
またIELTSのスコアの有効期限は受験日から2年間のみなので、自分の取得したスコアに有効期限があるという事も覚えておいて下さいね。

いつ、どこでIELTSを受けられるの?


全世界の各都市にIELTSの公式テストセンターがありますので、ご自身のご希望の試験会場を選んで受験する事が可能です。
北海道では、札幌市中央区の大通り公園付近に北海道唯一のIELTS公式テストセンターがありますので、その会場で受験する事になります。

なお、当校サンフレンズでIELTS対策をされていた方の中には、既に渡航日程は決まっている状態だったので、IELTS対策は札幌のサンフレンズで行って、試験本番は海外で受験するという方もいらっしゃいました。

受験日程は札幌の公式テストセンターですと毎月2回ほど土曜日の日程で開催されており(ゴールデンウィークなどの大型連休がある月を除く)大体3ヶ月先までの日程が発表されています。

受験申し込みは、試験当日の4日前までかなり直前まで受け付けていますが、タイミングによっては定員に達してしまい、申込できないという可能性もあるので、なるべく早めに予定を定めて申し込みを行いましょう。
海外進学計画も、IELTS受験申し込みも、IELTS対策も早め早めの計画的な行動をお勧め致します。

なお試験結果は約3週間後にIELTS公式Webサイトのマイページで確認できるようになり、後日郵送で書面の成績証明が届きます。

札幌駅付近でIELTS対策ならサンフレンズイングリッシュへ


今回はIELTSを受験する際に理解しておきたい情報をお伝えしてきました。
IELTSは受験者の英語力を正確に測るための非常に優れた試験ですので、ある意味、誤魔化しが効きません。
しっかりと真っ当に英語力を高めて、IELTSの試験傾向を理解する必要があります。

サンフレンズイングリッシュは札幌で数少ないIELTS対策を提供する英語スクールです。

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