IELTSスピーキングテストはどんな内容?

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札幌の英検・IELTS対策塾「サンフレンズイングリッシュ」です!

今回はIELTSにおけるスピーキングテストの内容と評価基準について解説していきます。
IELTSを受けるにあたって、その試験の特徴を知っておく事は基本中の基本ですので、このコンテンツを読んで、スピーキング試験の理解を深めておきましょう!

IELTSスピーキングテストで覚えておきたい事

  1. 面接室にて試験官との1対1形式のインタビューテスト
  2. 試験時間は11分〜14分の間
  3. AcademicもGeneral Trainingも同じ内容のテストを受ける
  4. コンピュータ形式の試験であっても、スピーキングテストは対面で面接形式
  5. スピーキングテストは録音される
  6. ビジネスシーンにおける就職面接のようなものではなく、インフォーマルで比較的カジュアルな会話となる
  7. 試験官は受験者の回答時間などを管理するので、回答が長過ぎる場合などは回答を遮られるが、これは直接の減点対象にはならないので気にしなくて良い。むしろ沢山話せるのはポジティブ。

スピーキングテストは3つのパートに分かれる


スピーキングテストは合計で11分〜14分間です。
最初に受験者IDなどの簡単な確認事項を行った後に、3パートを含めて合計3つのセクションに分かれます。

パート1(簡単な質疑応答)

[質問例・・・口頭でのやり取りです]

What do you study?
Where do you study that?
Why did you choose that subject?
Is it a popular subject in your country?
Do you like that subject?

このパート1では、まず試験官が簡単な自己紹介をし、受験者(あなた)の名前などを確認します。
その後、会場までどうやって来たか、家族について、仕事について、勉強している分野について、趣味など、身近な日常的話題についていくつか質問をします。
パート1の時間は4~5分です。
質問の数はその時によって変動します。

タスクフォーカス。このパートでは、日常的な話題や一般的な経験、状況について、さまざまな質問に答えることによって、意見や情報を伝える能力に焦点が当てられます。

パート2(スピーチ)

[問題カード例]

Describe a piece of art you like.

You should say:
 what the work of art is
 when you first saw it
 what you know about it
 and explain why you like it.

パート2は難関のショートスピーチです。
試験官は受験者にお題の書かれたカードを渡し、そのトピックに関するショートスピーチするよう指示します。受験者は1分間の準備時間が与えられ、メモを取るための鉛筆と用紙が渡されます。
手渡される問題カードには、お題の他に「何について触れて話すべきか」という複数の指示が記載されています。
スピーチの準備時間は1分間で、その後に受験者は1〜2分間のスピーチを行います。
このパートでは、与えられたトピックについて、適切な言葉を使い、考えを首尾一貫させながら、可能な限り長く話す能力が重要視されます。

スピーチ終了後、試験官はあなたのスピーチ内容について1〜2個の質問をしますので、それに答えます。
パート2は、準備時間を含めて3~4分です。

パート3(ディスカッション)

[質問例・・・口頭でのやり取りです]

What are the tradition art forms in your country?
What makes a good painting?
Do you think children should study art at school?

パート3では、パート2のお題に関連した質問を深く議論します。
自分の意見を論理的に構築して述べたり、問われた質問の意図を理解出来ているか、議論出来るかという能力に焦点が当てられます。
このパート3の問題数はその時々で変動し、時間は4~5分です。

IELTSスピーキングテストの評価基準


IELTSスピーキングテストは、IELTSの認定試験官によってのみ評価されます。
IELTSの試験官は全員、英語教育に関する資格を持ち、公式機関によって試験官として正式採用され、IELTS運営団体のブリティッシュカウンシルやIDPによって正式認定されています。

流暢さと話のまとまり(25%)

自分が頭で考えている事と英語を結びつけて、流暢に、一貫性のあるスピーチ構成能力がどのくらいのレベルにあるかを評価しています。
流暢さの指標は「話す速度と継続性」です。
一貫性の主な指標は、「主張する意見が最初と最後で変わっていないか」「話す内容の順序を論理的に構成出来ているか」そして「話の合間につなぎの言葉(例:接続詞、代名詞、接続詞)を適切に使用出来ているか」といったものです。

語彙力(25%)

会話の中で使いこなせる語彙の幅広さと、正確さが「語彙力」の焦点です。
「使う単語の多様性と適切さ」そして「自分が知らない単語があっても他の言葉で言い換えてコミュニケーションを取れるか」といった能力が重要です。

文法(25%)

文法の評価項目では「話す文の長さと複雑さ」「正確性」「適切な時制などが使用されているかどうか」という事などが総合的に評価されます。
難解な文法を使いこなす必要はありませんが、一般会話で使う範囲の文法力を有しておく必要があるでしょう。

発音(25%)

発音の項目も他の項目と同じように25%の割合で評価されます。
「ネイティブのような発音」が求められる訳ではなく、聞き手に取って十分理解可能な発音で話せているかという事が重要です。
英語は国によってアクセントなどが千差万別ですので、気にし過ぎるまではいかないものの、日頃からアクセントなどには気をつけて練習しましょう。

札幌でIELTSスピーキング対策するならサンフレンズ


今回はIELTSスピーキングテストの内容と評価基準などについてご説明しました。
IELTSで高いスコアを獲得するためにはIELTSの試験を理解し、試験形式に慣れる事に加えて、総合的な英語力(スピーキング分野ならば英語で流暢にコミュニケーションが取れるか)が求められます。
ここまででご説明したような、様々な話題について英語で議論するための準備をしなくてはなりません。

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