IELTSリスニングで必要な3つのスキルと練習法

IELTSリスニングで例えば6.0以上、7.0以上などのスコアを取得するためには、学習方法を最適化する必要があります。

多くの方々が「直接的で効果的な学習方法」とはIELTSの過去問を何度も何度も解く事だと思うかもしれませんが、サンフレンズでは会員の皆様に「9:1の割合」すなわち、10%のIELTSの過去問演習と90%の通常のリスニングをする事を推奨しています。毎日20分、30分でも正しい方法で英語を聞けば、過去問だけを何度も何度も解き続けるより、はるかに効果的です。リスニング力だけでなく、英語の総合的なレベルも向上します。

このコラムでは、IELTSリスニングで良いスコアを取るために必要な3つのスキルと、それぞれ練習方法についてご紹介していきます。

予測能力を養う

問題文を見て、音声の冒頭を聴いて、話の流れや質問内容を予測する事が出来れば、正解となる答えを導き出すことが容易になります。例えば、解答用紙の穴埋め空欄の前に「$」の記号があれば「金額について聴き取らないといけないな」という予測ができますよね。

実は、私たちは母国語である日本語での生活の中では、無意識にいつも話の展開を予測しています。
これを「文脈」と呼んでいますが、先程の例の金額のような具体的なことを予測するだけでなく、これから聞こうとしていることの一般的な文脈を予測することが重要です。

練習方法

このスキルの練習は特に特別な事をする必要はありません。Podcastなどの音声ファイルやYoutube動画を再生しながら、そのタイトルとこれから聞こうとしている話や会話に関するその他の情報を読み、聞こえてきそうなことをいくつか予測しながら聴く・見るだけです。それを書き留め、自分の答えが正しかったかどうか、見聞きしながら確認するという作業をを行なって下さい。

もっと良い方法として、理解度チェック付きのリスニング学習リソースを使って、音声を聞く前に特定の質問に対する答えを予測することが挙げられます。
この練習をするには、「TED Ed」というサイトが便利です。ここにはたくさんの動画があり、すべて理解度確認クイズ付きです。

類義語を覚える

IELTSのリスニングセクションは、多くの点でリスニング力を測るテストであると同時に、語彙力のテストという側面もあります。設問のキーワードに直接マッチした答えではなく、類義語(同じか非常に似た意味を持つ言葉)やその言葉の言い換えが答えになります。そのため、問題文中に出てきた単語が、同じ意味を持つ別の単語でどのように表現されるかを考える練習と判別する語彙力が必要です。

例えば、「1990年から1999年にかけて、教育制度はどのように改善されたか」という質問であっても、音声では「90年代に学校が良くなった」と表現されるかもしれません。

練習方法

類義語や言い換えを練習する良い方法は、短い動画や音声を聞きながら、それぞれの文やフレーズがどのように言い換えられるかを考えることです。このような練習を中長期的に行うことで、一般的な類義語に慣れ、IELTSのすべてのパートで本当に役立つことでしょう。

聴きながらメモを取るスキルを身につける

IELTSを受験される方の多くは、英語圏の大学への進学を希望されています。そこで必要となるのが、講義でノートを取ることです。ノートを取るとき、講師はあなたのためにスピードを落としたり、英語が母国語でないことを気にしたりはしません。ですから、短いノートを取り、講義が終わった後にそれを清書用のノートに(正しいスペルで)書き写す方法を学ばなければなりません。

例えば、地理学の講師が「北海道は命名されてから約150年ほどしか経っていない」と言ったとします。これを全部書く時間はないでしょうから、「Hokka,150 years」などと自分だけがわかる形を走り書きで書けばいいのです。

練習方法

このスキルを身につけるには、先ほど紹介した「TED Ed」から、講義の様子を見るのがよいでしょう。講義を見て、実際に講義を受けているつもりで、話の内容をメモしてください。ノートの取り方は人それぞれですが、重要なポイントを素早くメモでき、講義が終わった後にも自分だけでも内容を理解できる、思い起こせるようにスタイルを確立する必要があります。(言葉で説明するのがとても難しい技能ですね・・・)

最後にノートを見直して、重要なポイントを確認するとよいでしょう。スペルチェックも欠かさずに!
スペルチェックは、IELTSのリスニングテストの最後に行うのと全く同じことなので、これも重要なスキルです。

リスニング練習は自分の興味のあるものを聴こう


今回は「IELTSリスニングで必要な3つのスキルと練習法」について紹介いたしました。
リスニング練習をするときは、自分が興味のあることを優先的に聞くようにしましょう。楽しいと感じられなければ長続き出来ません。便利な事に現代のインターネット上には無限のリスニング無料リソースが溢れています。

IELTSの対策にはここでご紹介したような独学でも出来る科目と、スピーキングやライティングなど一人では対策と改善が難しい科目が存在します。
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