IELTSライティングでスコアを上げるためのヒント

IELTSの試験対策に苦労している人は多いでしょう。IELTSは複雑な試験として知られており、誰もが自分の英語能力を試されます。多くの人にとって、ライティングは最もストレスのたまる試験と言われていますが、心配はいりません。IELTSのライティングテストを攻略するために、6つのヒントをまとめました。

1. 問題の意図を理解する

AcademicでもGeneral Trainingでも、Task1でもTask2でも、何が求めている問題なのかを正確に理解するようにしましょう。手紙を書くのであれば、どのような種類の手紙なのか(フォーマルかカジュアルか)を確認し、どのような敬語や結び方が良いのかを知っておくことが大切です。自分の意見を述べるエッセイを書く場合は、問題のメリット/デメリット両側面を把握できるようにしましょう。グラフやプロセスを表す図を説明する場合は、まずグラフや図が何を示しているかを確認し、次に主な傾向や比較するのに便利な特徴を確認します。課題を頭に入れたら、どうエッセイを展開していくかのアウトラインを構成していきます。

2. 必ずアウトラインを作る

書き始める前に、アウトラインを作成する必要があります。時間制限のあるテストなので、アウトラインを作るのに貴重な時間を使うべきではないと思う方もいるかもしれません。しかし、それは最適解ではありません。アウトラインを作っておくと、本文を書くときに集中力を維持し、トピックから外れないようにすることで、時間を節約することができます。また、書き始める前に考えを整理し、最適な順序で並べることができます。最も重要なことは、アウトラインを前もって構成することで、語彙や文の構造に集中することができ、論理構成としても優れた文章を作る事に役立つということです。

では、アウトラインはどのくらい詳しく書くべきなのでしょうか?
まず、本文の各段落(Task 2)やイントロに含める重要なメインアイディア(起承転結)を箇条書きすることから始めるとよいでしょう。メインアイディアはエッセイ全体の屋台骨となり、すべての段落に関連し、展開する論理をサポートすることになります。Task1では、質問に対する答えを書き出すことで、序論を構成します。

本文の段落では、段落のコアとなるメインアイディア、そう論じるための証拠、それがどのようにあなたの論文をサポートするかを反映させるだけでよいのです。結論はあなたの主張を改めて述べる、または要約であり、新しいアイデアを示すことはないので、結論のアウトラインに何も書く必要はありません。

3. 自分の意見を明確に述べる

自分の意見や見解を述べるエッセイを書く場合には、アウトラインを構成する段階で、自分のアイデアを提示する順序を決めます。最も強いキーメッセージを最初に置くと、読み手にしっかりと最も重要なアイディアを伝えることができるからです。ボディパラグラフが3つある場合は、一番良いものを最初に、一番弱いものを真ん中に、そして二番目に強いものを最後に配置します。こうすることで、読み手は尻すぼみ感無く、良い印象を持ってあなたのエッセイを読み終えることができます。

4. 自分の意見をシンプル

IELTSのライティングタスクは、あなたがどれだけその分野について知っているか、どれだけ頭が良いかを試すものではないということを忘れてはいけません。IELTSのライティングタスクでは、英語で考えを明確に、かつ首尾一貫して表現する能力が評価されます。したがって、1つの文に1つのアイデアを、1つの段落に1つの核となるアイデアを提示するように、段落と文を構成することが重要です。自分の主張を証拠(例や説明)でサポートし、そのサポートをコアとなるアイディアに関連させて段落を締めくくります。

5. 文の長さではなく、使う語彙の豊富さを重視する

IELTSのライティングは、必要な単語数(Task1:150単語/Task2:250単語)を目指す必要はありますが、長くする必要はありません。必要単語数を下回ると減点ですが、必要単語数を上回っても加点は無いからです。

Task2のエッセイでは、2つの強いボディパラグラフがあればよいのですが、できれば3つあったほうがよいでしょう。複雑な文型と幅広い語彙を正確かつ自然に使用することが高得点につながります。エッセイの長さを気にするよりも、興味深い語彙を盛り込み、類義語などをうまく使って同じ単語の繰り返しを避けることに時間をかけましょう。

例:減少する=decline/drop/dip/fallなど様々な類義語がある

IELTSの試験に向けて、様々なトピックの語彙を増やす努力をしましょう。
明確で簡潔、かつまとまりのある論点を提示することで、読み手に感銘を与えることができますので、ライティングに取り組んでいる時はこの点に重点を置いてください。

6. 見直する時間を確保する

60分で2つのライティングをしなければいけないので時間的に難しいかもしれませんが、書き上げた後に2-3分で良いので校正の時間を確保することが必要不可欠です。スペルや文法に間違いがないかを可能な限り自分で確認する必要があります。必要であれば、文やフレーズを追加して、アイデアとアイデアのつながりを強化しましょう。

ライティングは独学が難しい科目


今回は「IELTSライティングでスコアを上げるためのヒント」について紹介いたしました。
IELTSなどの英語試験において、答えの決まっているリーディングとリスニングに比べ、スピーキングやライティングは自分の作った答えが分析されて採点されるため、一人では対策と改善が難しく、第三者からの添削やアドバイスが必要不可欠です。
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