こんにちは。札幌駅北口から徒歩1分の英語塾「サンフレンズ英語塾」で担任講師をしている堀口です。
「高校3年生の夏までに、英検2級に合格しておきたい」。総合型選抜や学校推薦型選抜の出願を考えている高校生から、よく聞く目標です。
北海道の高校生がこの目標を立てるときは、学校の長期休みの長さを計画に入れておく必要があります。北海道の学校は、夏休みが短く、冬休みが長いからです。
この記事では、北海道の長期休みに合わせて、高3の8月までに英検2級に合格するための逆算スケジュールをお伝えします。
※日程は、日本英語検定協会が公表している2026年度の日程を目安にしています。2027年度の正式な日程は、英検公式サイトでご確認ください。
結論:高3の第1回(従来型)の「一次試験」までに合格しておく
先に結論をお伝えします。高3の8月までに2級を取りたいなら、遅くとも高3の第1回検定(従来型・5月末〜6月頃)で、一次試験に合格しておきたいというのが私の考えです。
理由は、一次試験に合格しているかどうかで、そのあとに残される道が大きく変わるからです。
| 高3の第1回(従来型)の結果 | そのあとの道 |
|---|---|
| 一次試験に合格 | 二次試験(面接)で不合格になっても、一次試験免除を使って、英検S-CBTでスピーキングだけを受け直すことができる。ギリギリ8月に間に合う可能性がある |
| 一次試験で不合格 | 残るのは、英検S-CBTで4技能すべてを1日で受けて、一発で合格する道だけ |
一次試験に合格していれば、面接だけ受け直せる
英検には、一次試験に合格して二次試験で不合格になった人が、一定期間、一次試験を受けずに二次試験から受け直せる「一次試験免除」という制度があります。英検S-CBTでもこの制度を使うことができ、その場合はスピーキングテストだけを受けます。
2026年度の第1回を例にすると、高校生の二次試験は7月12日、その合否は7月21日でした。ここで面接に落ちてしまっても、8月中にS-CBTでスピーキングだけを受け直せば、まだ間に合う可能性があります。
一次試験で不合格なら、S-CBTで4技能一発合格を狙うしかない
第1回の一次試験で不合格だった場合は、夏までに残された手段は英検S-CBTだけです。S-CBTは読む・聞く・書く・話すの4技能を1日で受ける試験なので、すべての技能を同時に合格ラインまで仕上げておく必要があります。
S-CBTは受験の機会が多いので、まだチャンスはあります。それでも、「一次試験はすでに合格していて、あとは面接だけ」という状態と比べると、かなり厳しい戦いになります。
北海道の高校生が気をつけたい「夏休みの短さ」
「高3の夏休みに一気に追い込めば間に合う」と考えている人は、注意が必要です。
北海道の学校は、夏休みが短めです。たとえば札幌市立学校の夏休みは、規則で25日とされています。道立高校や私立高校も含め、日程は学校ごとに異なりますが、全体として本州より短い傾向があります。
しかも、高3の夏休みに入るころには、第1回の二次試験の結果がちょうど出るタイミングです。高3の夏休みは「最後の受け直し」に使う期間であって、ゼロから力をつける期間ではありません。
北海道の「長い冬休み」は、仕上げに使える
一方で、北海道の冬休みは長めです。そして英検の第3回検定(従来型)の一次試験は、毎年1月下旬にあります(2026年度は2027年1月24日)。
つまり北海道の高校生は、長い冬休みを、そのまま第3回の直前の仕上げに使えるのです。
ただし、冬休みはあくまで「仕上げ」の期間です。冬休みから2級の勉強を始めても、間に合いません。 冬休みを仕上げに使えるのは、それまでに準2級に合格し、2級に向けた単語・文法の積み上げをすでに進めている人です。
その状態で冬休みを迎えられれば、高2の第3回(1月)で一次試験の合格を本気で狙えます。ここで合格できれば、二次試験に落ちても一次試験免除があるので、高3の春以降は面接の対策に集中できます。
このスケジュールの前提:高2の秋までに準2級に合格していること
この記事のスケジュールは、高2の秋(第2回検定)までに準2級に合格していることを前提にしています。
高2の冬の時点でまだ準2級に合格していない場合、高3の8月までに2級まで届くのはかなり厳しくなります。その場合は、まず準2級の合格を目指し、2級の目標時期を見直すことも考えてください。目標から逆算して、できるだけ早く動き始めることが大切です。
高3の8月までに2級に合格するための逆算スケジュール
北海道の長期休みと英検の日程を重ねると、次のような流れになります。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 高2の秋(第2回・10月)まで | 準2級に合格しておく。並行して、2級レベルの単語・文法を毎日少しずつ積み上げる |
| 高2の秋〜12月 | 2級の過去問で今の実力を確認し、弱点を洗い出す |
| 高2の冬休み(長い) | 仕上げの期間。過去問演習、英作文の型、長文読解を集中的に |
| 高2の第3回(1月) | 一次試験の合格を本気で狙う1回目 |
| 高3の4〜5月 | 第1回の一次試験に向けた最終仕上げ。並行して面接練習を始める |
| 高3の第1回(5月末〜6月頃) | 一次試験合格の最終ライン |
| 高3の6〜7月 | 二次試験(面接)の対策。一次で不合格なら、S-CBTでの4技能合格に切り替え |
| 高3の夏休み(短い) | 面接だけの受け直し、またはS-CBTでの最後の挑戦 |
ポイントは、高3の夏から逆算すると、高2の秋には準2級を終えて、2級の積み上げに入っている必要があるということです。冬休みは、その積み上げを仕上げる場です。
定期テストとの両立
高校生は、定期テストの勉強も欠かせません。当塾では、普段は英検対策を軸にして、定期テストの2週間前だけ学校の試験対策に切り替える進め方をとっています。英検で積み上げた語彙力と読解力は、学校の英語の成績にもそのままつながります。
英検S-CBTを札幌で受けるには
この記事で何度も出てきた英検S-CBTは、札幌駅の近くのテストセンターで受けることができます。会場や従来型との違いは、こちらの記事にまとめています。
→ 札幌の英検会場ガイド|本会場・準会場・S-CBTの違いと選び方
英検(従来型)の申込期間と試験日は、こちらの記事をご覧ください。
→ 【2026年度】英検の日程と申込締切まとめ|札幌で受ける人向け
札幌で英検対策をするなら
「高3の夏までに2級」という目標は、早く動き始めるほど、ゆとりを持って達成できます。
サンフレンズ英語塾では、目標の級と受験日から逆算して、担任講師が一人ひとりの学習計画を立てています。授業のない日の自宅学習まで設計し、4回の授業ごとの学習面談で進み具合を確認しながら、合格まで伴走します。面談には、保護者の方も同席していただけます(任意)。
まずは無料体験授業で、今の英語力と、高3の夏までの道すじを一緒に確かめてみませんか。30分の体験授業と約30分の学習カウンセリングで、目標の級と受験日から逆算した学習プランをご提案します。教室(札幌駅北口から徒歩1分)でも、オンライン(Google Meet)でも受けられます。




